ポンカラノテガミ

つらつらオタク魂ブログ

自宅からWDW到着まで

エコロジーに配慮するアメリカ

アメリフロリダ州オーランドにあるウォルト・ディズニー・ワールド(以下WDW)への旅行は、人生で最も印象深く無条件に楽しめる旅行になった。すでに旅行から1年半が経過しているが、記憶が鮮明なうちに記録しておこうと思い、日記に残すことにした。ちなみにときどき写真に映っている人形は、私の代わりのプチブライスである。


WDWのあるオーランドまでは、コンチネンタル航空のヒューストン経由の便で、成田発が夕方の遅い時間になった。自宅を昼過ぎに出て、スカイライナーに乗るため上野に向かう。東海岸へは、初めての旅行なので、すでに軽い緊張状態になっていたが、これからディズニーどっぷりの世界に行くのだという興奮もあって、緊張なのか興奮なのか、自分でもよくわからない気分でいた。
コンチネンタル航空は、成田空港第2ターミナルビルにカウンターがある。2タミに来るのも初めてである。そう言えば、昔中森明菜の歌に「北ウィング」というのがあったが、そんな感傷的な気持ちなど微塵も感じられない騒然としたでかいビルである。
チェックインの際、カウンターで「機内持ち込みの荷物の中に刃物はないか?」と訊かれ、「爪切りぐらいかな」といったら、「爪切りも持ち込めません。預ける荷物に移してください」と言われ、その場で荷物を開けて、預ける方のボストンバックに詰めた。9.11以降、初めての海外旅行であるが、預ける荷物には鍵もかけてはいけないなど、セキュリティ面でずいぶん厳しくなったことを実感した。
チェックインを済ますと、出発まで約2時間の暇な時間が出てきてしまう。いつもこの時間を潰すのが苦手なのだが、今回は、セキュリティチェックなどに時間がかかりそうなので、早めに搭乗口に行くことにした。案の定、結構な行列ができていただけでなく、長時間フライトに備えてコルセットを着けていた私は「ピー」とひっかかり、列の脇でお姉さんのチェックを。
搭乗までなんとか時間を潰し、ようやく機内に案内された。今回の機材は、席が3−3−3の配列。以前乗った3−4−3のノースウェストよりも、やはり少し余裕があるように見える。後方デッキ(翼の横)の窓際の席で、隣は連れ、通路側は外国の中年男性(おそらくアメリカ人?)だった。その方は離陸するなり、白ワインをオーダーしてごくごく飲んでいた。お酒に弱い私は、そのアルコールの匂いだけですでにちょっと酔っぱらった感じになった。



これに乗って成田空港へ 翼が見える 窓が凍っている
京成スカイライナー 雲の上は良い天気 外気温は零下です

一度目の機内食が出て、私はビーフを選択。めちゃくちゃ加熱してあったので、熱くないところを探しながらアルミホイルを触っていたら、ホイルの縁でスパッと左手の人差し指の先が切れた。思ったより切れ味が鋭かったと見えて、見る見る血が。血に弱い連れが、CAを呼びそうな勢いだったので、とりあえず紙ナプキンで指をくるんで見えないようにし、大丈夫と伝えて食べ始めた。見た目ほど痛くなかったのが幸いだ。

順調に食事をして、後は長い長い暇な時間が続いた。パーソナルモニタでフライト状況を見ると、もうすぐシアトル上空にさしかかろうとしていた。単純な私は「もうアメリカだ!」とぬか喜び。その後、まさかヒューストン到着まで永遠かと思われるほどの時間がかかるとは思ってもいなかった。
アメリカ国内に入ってからというもの、地図に現れる機体のアイコンは遅々として進まず、もう見るのも嫌になり、映画を見ることにした。とりあえず「ハルク」を。これで2時間くらい潰すことができた。後は、連れとGBAで麻雀ゲームをやっていたら、二度目の食事タイムが来た。今度は、よくよく用心して容器を開け、ぼそぼそと食べた。
あまりに長い時間が経ち、脳みそが麻痺してきた頃、ベルト着用サインが点灯して下降が始まった。あー、やれやれ。


イミグレを無事に通過し、広い広いヒューストン空港内を国内線ロビーまで移動した。急ぎ足でも10分はかかるだろうという広さ。乗り継ぎ時間はたっぷりあったので、ゆっくり歩いていったので、20分近くかかったかもしれない。
ここから先のオーランドまでは、2時間ほどの空の旅だったが、非常に短く感じられた。私の左隣に座っていた若い海兵隊員さんは、飛行機に乗っているというのに、ノートPCでフライトシミュレータをやって遊んでいた。わからん。
オーランド空港から宿泊先のオールスターリゾートムービー棟までは、車で約30分。部屋に着いたときには、現地時間で夜9時頃だったが、自宅を出てからすでに20時間近く経過していたため、疲れ切っていた。

派手なベッドカバー 非常口の案内 バスルームも星模様だらけ
ベッドカバーには
たくさんのキャラが
描かれている
非常口の案内もユニーク オールスターリゾートだけ
あって星だらけ

疲れていたが、ルームキーにクレジットカード機能を付けてもらうのと、買い物のために再度フロントへ。拙い英語で何とかルームキー(これはパークへの入園パスにもなっている)にクレジットカード機能を付けてもらうことができた。その後、ホテル内のショップでグッズを物色。滞在中ソフトドリンクが飲み放題になるマグカップを買った。
明日は、いよいよアニマルキングダム。日本にないパークだから、とっても楽しみ。
明日へつづく>