WDW1日目アニマルキングダム〜マジックキングダム
時差ボケのせいで、午前3時に目が覚めてしまった。当然まだ真っ暗なので、しかたなく目をつぶったままベッドの上で横になっていた。バリュークラスのホテルであるため、モーテル並の部屋ではあるが、ベッドだけは広く、2回くらい寝返りをうっても転がり落ちることはない。
うとうとしつつ時間が経過するのをまっているうちに、目覚ましのアラームがなった。6時である。現地時間では、まだ11月5日の朝なのだ。飛び起きてシャワーを浴び、出発の準備。今日行くアニマルキングダム（以下AK）では、濡れる予定があるので、合羽を荷物に入れる。
支度をして外に出ると、曇り空だが、さすがにフロリダだけあって生暖かい。日本の11月とは大違いである。湿度も結構あって、飛行機で乾ききった肌や呼吸器に優しい。
パークへは、各ホテルから出ているシャトルバスに乗っていく。WDWはリゾート全体の広さが山手線の1.5倍という広さなので、交通機関なしにはどこにも行けない。その代わり、リゾート内に宿泊していれば、全ての交通機関を無料で利用することができるのである。
AKまでの道のりは短く、すぐに着いた。オープンまで後5分という絶好の時間である。ゲートが開くと、みんな一斉にパーク内に歩き出すが、日本のように走る人はいない。私ものんびり入り口近くのショップでサイン帳を購入。こちらでは、キャラクタと一緒に写真を撮る際に、サインももらうことができるのだ。日本のパークでもできるけど、あまりしている人を見たことはない。WDWでもらったサインは、後で大変良い思い出の品となった。
サイン帳を買ったお店では、昨日クレジットカード機能を付けたパスで支払いをしたので、伝票にサインをした。もちろん漢字でのサインである。キャストがサインを見て「これはなんて発音するの？」と訊いてきたので、ゆっくりラストネームとファーストネームに分けて発音すると「良い名前ね！楽しんできて！」と言ってくれた。社交辞令でも、なんかうれしい。TDRで名前について話すことなんてないからね。
パークの中を進んでいくと、正面にパークのシンボル「ツリー・オブ・ライフ」が見えてくる。山のように大きな木だ。そこを左に回って進んでいくと、最初の目的アトラクションであるキリマンジャロサファリがある。入り口からここまで結構遠かった。。。すでに10分くらいは歩いたと思う。
キリマンジャロサファリは、日本のサファリパークのようにジープに乗って、放し飼いの動物がいる草原を走るというものである。ゾウ、キリン、チータ、ライオン、フラミンゴ、カバ、ワニなどに出会えた。この草原エリアだけでも、日本のパーク一つ分以上の広さはあるだろう。生きている動物を間近に見られて楽しいアトラクションだった。
 |
 |
 |
| こんなフォトスポットが ホテルのエリア内にある |
ものすごく大きな木 （人造ですが）で近くで 見るとますますでかい |
キリマンジャロサファリ では生きた動物を 見られる |
アトラクションやショーの合間に、キャラグリをすることができた。キャンプ・ミッキー・ミニーでは、なんとミッキーのところには誰も並んでいなくて、暇そうなミッキーとキャストがぽつんといた。日本では考えられない。もちろんサインしてもらって写真撮影。グーフィーとプルートは同じところにいたのだが、彼らは少しもじっとしていてくれなくて、本当にいたずら好きという感じ。でも、そんなちょっとした行儀の悪さも彼ららしくて良かった。
ショーは「ターザンロック」と「フェスティバル・オブ・ライオンキング」を見たのだが、どちらもショーのレベルが高くて（特に生歌が素晴らしい！）、遠いフロリダまで来た甲斐があった。
夜は、いわゆるディズニーランドであるマジックキングダム（以下MK）に、夜のパレード「スペクトロマジック」を見に行った（AKは動物相手なので、早い時間に閉園する）。TDLの「エレクトリカルパレード・ドリームライツ」と比較すると、各フロートがこぢんまりしている感がするが、美しさは変わらないし、音楽も金管楽器（ファンファーレ）がメインの上品なメロディで、やっぱり感動した。
 |
 |
 |
| プーファミリーで一番 のお気に入りのピグレット |
この人たちは本当 にいたずらっ子 |
夜パレも開始15分前 で最前列取れた |
この後、エプコットの夜のショーも見に行く予定だったが、疲れすぎたので、そのままホテルに帰り、就寝。明日はMGMスタジオ。映画をテーマにしたパークである。これも楽しみ。＜明日へつづく＞
