ポンカラノテガミ

つらつらオタク魂ブログ

WDW2日目 ディズニーMGMスタジオ

パレードの白雪姫

今朝も時差ボケのせいで、午前3時に目が覚めてしまった。日本では11月7日だが、こちらは11月6日の朝なのである。なかなか、この感覚に慣れない。とりあえず6時過ぎにシャワーを浴びて出発。今日は、昨日のように動物に合わせて早朝から行動する必要がないので、出かける前にホテルのフードコートで食事をしていくことにした。
ソフトドリンク飲み放題のマグカップを持っていき、デカフェを飲む。これがここでは一番まともなコーヒーなのだ。食事は、私はクロワッサンにバターとジャム、連れは五穀ベーグルにクリームチーズという組み合わせにした。はっきり言ってベーグルはあまり美味しそうに見えなかった。が、体ケアが第一の人には良い食べ物だろう。
今日行く予定のディズニーMGMスタジオは、昨日のアニマルキングダムより少し遠く、WDWエリアの中央よりの位置にある。アニマルキングダムは、WDWエリアの中では端の方なのだ。4大パークの中では最も新しいので、少しへんぴな所に作られたのかもしれないし、やたらと広いから、中央エリアに作るのは難しかったのかもしれない。
昨日と同様にシャトルバスでパークに向かう。バスを降りると、目の前がもうMGMスタジオなのだが、すごい行列ができている。私たちはすでに入園チケットを持っているから並ばなくても良いかと思ったが、行列は荷物検査の列だった。昨日よりもゆっくり目に出てきたので、荷物検査の行列も長く伸びていたのだろう。しかし長さの割には、さっさと進み10分後には入場ゲートを通っていた。
パークに入るとまっすぐな前に進む通路があり、パークのシンボルとなっている巨大なソーサラーハットが見えてくる。これだけでもう興奮ものである。
最初は、目玉アトラクションのバックロット・トラムツアーへ。これは、長ーいトラムに乗って、映画の舞台裏を見ていくというもので、映画を作っている作業場や大仕掛けなカタストロフィー・キャニオン(崖でトレーラーが火を噴き、大洪水になる場所)の裏側を見ることができる。途中、ちょっと中だるみするが、最後の大仕掛けでみんな大喜びである。



バックロット・トラムツアー 給水塔 火と水が!
このトラムに乗って
出発です
待ち時間なし
手前はトピアリーの
給水塔。奥のは本物
車が火を噴き、
奥から大水が流れて
洪水になります

パークはシーズンオフらしく空いているので、次々とアトラクションを制覇していく。「エアロスミスのロックンロールコースター」は、一回転ありのローラーコースターで、最初から猛スピードで飛ばしていく痛快なアトラクションである。ガイドブックには、「エアロスミスの音楽が流れる中を走り抜ける」などと書いてあり、どうやってローラーコースターの走る轟音の中で曲が聴けるのかと思ったら、座席のヘッドレストのところにスピーカーが付いていて、そこから大音量の音楽が流れていた。良くできている。音楽も最高!
次に乗ったのは、「トワイライトゾーン タワー・オブ・テラー」。これは2006年にはTDSにもできるアトラクションということで、一足先に体験してみた。このアトラクションは、本当に凝っていた。エレベータ型の乗り物に乗って、めまいがするような不思議な空間をいくつか見た後、目の前の窓が開き、自分たちが非常に高いところに宙づりになっていることを知らされる。絶叫が出るのはこのときだった。そこから急降下! そして急上昇!最初に落ちるときが死ぬほど怖かった。真っ暗闇の中を落ちていくから余計である。でも、非常に楽しめたので、アトラクションの出口のショップで乗っているときの写真を買った。周りのアメリカ人達の反応も見られるので、写真も楽しめる。 



  
パークのシンボルソーサラーハット エアロスミスのロックンロールコースター トワイライトゾーン タワー・オブ・テラー
巨大なソーサラーハット。
興奮して写真を撮りました
大人気のアトラクション
1回転ありのコースター
15分待ち
パーク内に絶叫が響き渡る
乗る前が一番怖かった
10分待ち

アトラクションの合間に「美女と野獣」のライブショーを見た。大好きな映画をステージで見られるので、非常に楽しみだった。音楽もダンスも、映画からそのまま抜け出してきたように見えて、もう夢のようなひとときを過ごした。特にガストンのしつこい嫌らしさが忠実に表現されていて笑った。ルミエールやポット夫人など、着ぐるみで動く人たちは重労働だと思うが、それを感じさせない素晴らしい動きだった。昨日のターザンロックと並んで、いつかまた見たいものである。



  
言い寄るガストン 名場面Be Our Guest ハッピーエンド
ベルとガストン
ねちっこさが…(笑)
"Be Our Guest"のシーン
踊りまくる人たち
無事に王子に戻れた
野獣とベル
大団円です

さて、他のめぼしいアトラクションやパレードも堪能した後、いったんホテルに戻った。夜のスペクタクルショー「Fantasmic(ファンタズミック)!」に備えて、デジカメと体の充電が必要だったからである。もう一日中パークで過ごすには、体力的にもう無理。
再度、シャトルバスに乗ってMGMスタジオへ。すでに日暮れ時となっており、帰る人たちは皆入り口に向かって歩いてきている。そうでない人たちは「Fantasmic!」を目指して、パーク奥の会場を目指していた。私たちもその流れに乗って歩いていった。会場はものすごく広く、1万人が入れる広さになっている。こんなバカでかさもアメリカ的である。
少し早めに着いたが、すでに座席のほとんどは埋まっていて、私たちは2人だったので、比較的前の方の隙間的な席に案内してもらえた。親切なキャストさん、ありがとう。そのまま開始まで待つのだが、ゲスト達がどんどん盛り上がってきて、ウェーブが起こりだした。大会場の向こうからこっちへ、こっちから向こうへ、何度も行ったり来たりで、疲れてきたお父さんは、赤ちゃんだけ差し上げていたので笑ってしまった。
いよいよショーが始まると、いきなりミッキーが中央に出てきて噴水を操るように踊り出す。そして、両手の指先から花火を出す。まるで、本当の魔法のようである。ショーのストーリー自体はたいして複雑でもなく、ディズニー映画のヴィランズ(悪役たち)をやっつける、という流れになっている。
途中、ディズニー映画のキャラクターがいろいろ出てきて楽しい。最後にはソーサラーミッキーが崖の上で魔法を使い、たくさんのパイロや花火があがり、華々しくショーが終わる。何度思い出しても感動するシーンである。あのショーは日本では無理だと思うので、今回見ることができて本当に良かった。



     
ミッキー登場! アリエルとエリック王子 大蛇と戦うミッキー
初っぱなから火花を
両手から飛ばすミッキー
リトルマーメイドの
アリエルとエリック王子
びっくりするほど大きな
蛇と勇敢に戦うミッキー
ディズニーキャラ総出演 名場面ソーサラーミッキー クライマックス
一番上にモノクロの
ミッキーがいます
魔法使いの弟子」の
ミッキー、一番好き
ソーサラーミッキーの
魔法ですごい花火が
上がります

ショーが終わるとみんなゆっくりと出口に向かって歩いていく。私もショーの余韻を楽しむようにゆっくりと歩く。アトラクションは全て終わっていて、お店だけが開いている。商魂たくましいね。でも、私は何も買わずにゲートを出てバスに乗ってホテルに帰った。夕方から出かけていて、さすがにお腹が空いたので、フードコートで適当なディナープレートを買って食べたが、あまりにまずくて脂っこくて、こんなに空腹なのにたくさん残してしまった。どうもここの食事は、口に合わないようだ。朝食べたクロワッサンにしとけば良かったかな。
さて、それはともかく明日はいよいよパークに行けるのも最終日。エプコットに行きまっす。
明日へつづく>