ポンカラノテガミ

つらつらオタク魂ブログ

生物と無生物のあいだ

「生物と無生物のあいだ」

久しぶりに読書のカテゴリ。最近、なかなか他人に紹介したいなと思う本に出会えなかった中で、この本は「面白いから読んで!」と言いたくなる本です。と言っても、まだ3分の2ほどまでしか読めてないのですが。でも、科学書として敬遠してしまうにはあまりに惜しい面白さです。
誰でも、地面に落ちている石ころと海岸に落ちている貝殻が違うことはわかりますが、そのわかる理由を難しくない言葉で、しかも面白く説明してくれています。通勤時にしか読まないので、なかなか捗りませんが、読み始めるとすぐに入り込めるのは、著者の語り口が上手だからでしょう。
私は、もともと分子生物学に興味がありましたが、この本は、そんな前知識など皆無でも何の問題もなく楽しく読むことができます。本当に面白いので、超オススメの一冊です。