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カネットの睡蓮

カネットの睡蓮

生前から大好きだったJ.・トレンツ・リャドの「カネットの睡蓮」が「美の巨人」で紹介されました。この絵は見たことがありませんでした。一番好きなのは「アルファビア」という作品で、まるで水と緑の中に入り込んだような気持ちになりました。
「カネットの睡蓮」は、やはりモネの「睡蓮」を連想せざるを得ない(印象派ですし)作品ですが、モネに比べるとずっと激しい光線を感じます。番組中では「スプラッシング」という手法で絵の具をキャンバスに飛び散らせるようにして描くと説明していました。
「カネットの睡蓮」他、花や景色を描いた作品群ももちろん素晴らしいですが、私は肖像画も気に入っています。光の中に浮かび上がるように人物の目の輝きが、まるで生きているかのようなのです。
なぜ、こんなにも早く亡くなってしまったのでしょうか。残念でなりません。