思い出に浸る

片づけものをしているとき、思いがけず懐かしいものを見つけ、手が止まってしまうことがあります。特にディズニー関係のグッズや雑誌は同じようなものがいくつあっても、それぞれを買ったときのことが思い出されて、虚空に視線を泳がせながら長い時間を過ごしてしまいます。
先日は、少し前の『ディズニーファン』と『ディズニーファンタジー（これは千趣会のディズニーグッズカタログ）』が出てきて、小一時間ほど楽しくトリップしました。
懐かしいものと言えば、昔作成した仕事用の資料なんかもハードディスクの中に残っているものを見つけて「あ、これまだあったんだー」としみじみ眺めることもあります。ここ5年ほどは、ずっと同じ仕事をしているので、資料が徐々によくまとまったものに変更されていく様子がわかります。私もちょっとは進歩したな、と感じます。
他によく見つけるものはピアスですね?。ピアスは小さいだけになくしやすく、また、意外なところから出てくることが多いものです。ピアスの穴をあけて、早16年になります。最初の1、2年は穴が固まらず、あまりいろいろなデザインのピアスを試せなかったのですが、現在はすっかり穴が定着したのでたいがいのデザインピアスを付けることができるようになりました。
ここのところ気に入っているのはアクアマリンが入っているピアスです。アクアマリンの水色はスーツにもジーンズにも合わせやすいので、好んで付けています。若い頃は、大人ぶってオニキスやガーネット、あるいは石の付いていないゴールドだけのピアスを付けていましたが、歳を取ってくると、だんだん見た目の可愛い、綺麗なデザインのピアスを付けたくなってきます。
ずいぶん好みが変わったものです。昔買ったピアスを見ると、その頃の若かった自分を思い出しますが、どう考えても現在の自分の方が絶対に良いので、思い出には浸りますが、戻りたいとはまるで思いません。そんな私は幸せですね。