倹約生活

いつも買い物に行くスーパーは葉物野菜が高く、なかなか食べられないので、ちょっと足を伸ばして（散歩も兼ねて）遠目のスーパーに行きました。すると、野菜だけでなく、他のものも安い安い。日頃見ている値札よりもずいぶん安いのでいろいろと目移りして、店内をうろうろと歩き回りました。しかし、安いからといってあれもこれも買ってしまうと、食べきれなくなってしまいます。そこで、全く買う気のないレギュラーコーヒーや各種スパイスなどを見て気持ちを落ち着けました。そうこうするうちに、本当に必要なものだけ買おうという冷静さを取り戻しました。
安いと思うと要らないものまで買ってしまいそうになるのは、普段のスーパーだけではありません。怖いのは海外旅行先で、国内よりも格安で売っているのを見たときです。よほど気を付けないと、絶対に使わないものをたくさん買い込んで、無駄に帰りの荷物を増やしてしまう危険があります。特に、おもちゃや小物など、めずらしいデザインのものは買い物心をそそります。そのときは、ウキウキと買うのですが、後でよく見ると、自分の生活の中では使いようのないものであったり、質が悪くて使うに耐えられないものだったりするのです。
こんなことを言っても、どうせ海外旅行はしばらくできそうにないので、そういう意味では安心ですが。それよりも日々の生活で、どれだけ無駄な買い物をしないかに脳みそを使った方が有意義です。