ポンカラノテガミ

つらつらオタク魂ブログ

完璧な再現

フロットサム&ジェットサム

昨日の日記を読み返してみて、なんか愚痴だけっぽくなっているので、考察などをつらつらと。。。
どうして、アンプを使うのか? 考えてみました。
弦楽器は、音が控えめです。おとなしめの木管楽器オーボエとかフルート、クラリネット等)1本に対して、弦楽器なら3本ないと音量的に負けると言われています。金管楽器だったらなおさらです。ディズニー音楽のように、金管のメロディが華やかに重なって演奏される曲の場合、バイオリンが弾き負けないようにするためには楽器の本数を増やすか、アンプで調整するか(普通のクラシックコンサートならあり得ないけど)、になるんでしょうね。楽器の本数を増やすのは、ステージのスペース上難しいとか、人件費の関係上無理とか、できない理由があるのかもしれません。
その他の理由としては、個々の楽器の生の音色では、伝えたい音楽をつくることができないから、ということもあるのでしょうか。うちの父曰く「ディズニーの音楽はどれを聴いても同じように聞こえる」。演奏者が違っていても、いつでも同じ音に聞こえるらしいです。私も、ソロ演奏以外の部分は、何の楽器の音かわかりづらいときがあります。意図的にそうしているのでしょうか。以前、TDLジャングルクルーズで本物の動物を使わない理由は「本当の動物では、いつも同じパフォーマンスをできないから」と聞いたことがあります(本当?)。なんか、今回はこのことを思い出しました(そう言う意味ではWDWアニマルキングダムは画期的なパークかも。。。)。
弦を弓が擦る音や、管楽器の演奏者の息づかい、譜面をめくる音、指揮者の衣擦れや勢い余って譜面を叩く指揮棒の音、シンバルを台に置くときの小さな「カシャ」という気配。
そのときだけのスペシャルなイベントっていう感じで、良いなーと思うのですが、たぶん来年以降も生音のディズニー・オン・クラシックは実現しないんでしょうね。全てのゲストに同じパフォーマンスを提供するという趣旨からは外れてしまうけれど、それでもきっとグッドショーになると思うんだけどなー。演奏しているキャストの方達は、どうなんでしょうねぇ?