ポンカラノテガミ

つらつらオタク魂ブログ

パリ2日目 ディズニーランド・パリ

シンデレラのかぼちゃの馬車

いよいよ念願のディズニーランド・パリです。ここがユーロ・ディズニーランドと呼ばれていた頃から「行きたい!」と思っていたので、感無量です。朝もセットしておいた携帯のアラームが鳴る前にさっさと起きました。そして、元気に朝食を食べて出発です(でも、出発時パリは小雪がちらついてて寒かった)。
ディズニーランド・リゾート・パリ(以下、DLRP)までは、RER(近郊電車)のA4線に乗っていきます。この路線の終点であるマルヌ・ラ・バレ・シュシーという駅が、DLRPの最寄り駅になります。ホテル隣のリヨン駅は、このRER A4線が通っているので便利。のはずだったのですが〜、ホームに降りると、どの電車に乗ってよいかわからなくなってしまいました。
RERのA線は、本数が多くて次から次へとホームに入ってきます。でも、全てが同じ行き先ではなく、途中で分岐したり、マルヌ・ラ・バレ・シュシーまで行かないものもあったりなど、いろいろなのです。
すっかり迷ってしまい、近くにいた親切そうなマダムに「ディズニーランド・パリに行きたいのですが・・・」と話しかけると、電光掲示板のところまで連れて行かれました。電光掲示板には、路線の各駅が書かれていて、駅名にランプが灯っているところが停車駅とのこと。わかってみれば、なるほどという感じです。マダムにお礼を言って、目的の電車が来るまで5分ほど待ちました。
メトロと違って、途中から外を走る電車なので、車窓の景色をずっと眺めていました。だんだん郊外になってくると、なんだか日本の住宅地に似ているような気がしました。家の屋根が瓦だったからかもしれません。うっすらと雪化粧で静かな景色でした。
40分ほどでマルヌ・ラ・バレ・シュシー駅に到着です。切符は、メトロと違って出るときも必要なので、しっかり持っておきました。自動改札で回収されます。
DLRPには、ディズニーランドとウォルト・ディズニー・スタジオの2つのパークがありますが、ウォルト・ディズニー・スタジオは、WDWのMGMスタジオと内容が重なるので、今回はディズニーランドだけ入園することにしました。TDLとはいろいろと違うらしいので、楽しみです。
パークの中に入ると、エントランス付近で「ノートルダムの鐘」のフロローに出会いました。さすがパリ!

メインストリートUSAを歩いていくと、パークシンボルの眠れる森の美女の城があります。アナハイムのディズニーランドのお城も眠れる森の美女ですが、こちらのほうがずっと大きく立派です。ピンク色の美しいお城です。
まずは、一番乗りたいと思っていたスペース・マウンテンに行ってみたら、システム調整中で動いていません。そこで、とりあえず近くのバズ・ライトイヤーに乗りました。これはTDLとほとんど一緒ですね。ちなみに、この辺りは、パリではトゥモローランドではなく、ディスカバリーランドと呼ばれるエリアになります。
そして、次にビッグサンダー・マウンテンへ。これは、ファーウェスト河(TDLではアメリカ河)の中にあります。乗り場は、陸側にあって、川底の下のトンネルを抜けると、河の中の山に出るようになっています。この趣向は、なかなか面白かったです。途中乗っているところの写真を撮られています。

次は、ファントム・マナーです。TDLではホーンテッドマンションですが、内容が違っていて、花嫁が死神に魅入られるというストーリーになっています。建物もキャストのコスチュームも全然違いました。TDLホーンテッドマンションのほうがストーリーに一貫性があるような気がしました。
そして、ちょっと歩いてアドベンチャーランドのインディ・ジョーンズ・アンド・ザ・テンプル・オブ・ペリルという1回転ありのローラーコースターに乗りました。2両編成のトロッコ型の乗り物で、TDSのレイジングスピリッツに似た感じです。
なかなか激しいアトラクションだったので、少しゆったりとカリブの海賊に乗ることにしました。これは、ボートのドロップポイントが2箇所あって、TDLよりちょっとだけスリルがあったかな。これも写真を撮られていました。

そうそう、カリブの海賊の前に、昼食をシャレー・マリオネットというピノキオをテーマにしたレストランで取りました。いわゆるファーストフードタイプのお店でしたが、意外にというか、思っていたよりもずっと美味しかった!私は寒かったので、熱々のトマトスープにしたのですが、これについていた小さなバゲットがすごく美味しくてがつがつ食べてしまいました。
パーク内で美味しいお店なんてアメリカでは考えられないことです。やっぱりグルメの国ですね〜。うれしいことです。
アリスの迷路は、アメリカや東京、香港のパークにはないアトラクションなので、はりきって入りました。入る前は、ハートの女王のお城を再現しただけの簡単な迷路だと思っていたのですが、なかなか難しく、何度も行き止まりに行き当たってしまいました。なんとかゴールのお城まで行くと、上に登れるようになっていて、パーク内を高いところから眺められました。
イッツ・ア・スモールワールドは、時間が無かったので乗りませんでしたが、外観は東京やアメリカのパークとは全然違うので、写真だけ撮っておきました。

ファンタジーランドをぶらぶら歩いていると、ピーターパンがあり、スタンバイ15分だったので、乗ることにしました。このアトラクションはアメリカでもパリでもファストパスが適用されていますが、さすがにこの閑散期でしかも朝は雪だったため、空いていたようです。内容はTDLとほとんど同じですが、新しい分だけ、色鮮やかで目に楽しいアトラクションでした。
さて、いよいよスペース・マウンテンのファストパスの時間になり、はりきってディスカバリーランドに向かいました。ファストパスでも6〜7分は待ったかな。ここのスペース・マウンテンは、世界中のディズニーランドの中で最も激しいので有名です。
乗り場は、オープンエア(半分外)で、外からアトラクションの屋根に沿ってドーンッと打ち上げられます。その後は、もう1回転や激しいひねりやとにかくぐるぐるすごくて、宇宙の風景を楽しむ余裕はありませんでした。横揺れも激しく、頭が左右にがんがん振られてぶつかるので、ちょっと気分悪く人もいるんじゃないかと思います。私も、もう1回乗りたいとは思いません。
今まで乗った中では、アナハイムのディズニーランドのスペース・マウンテンが一番楽しかったですね。その次は東京。で、次がWDW。パリのはもう結構です。
スペース・マウンテンにやられてふらふらになったので、パレードの時間までウィンドウショッピングをして、ケイシー・コーナーでカプチーノとカフェオレを買い、メインストリートUSAの沿道のテーブルで休憩しました。

温かいカフェオレで、ようやく人心地つき、パレードの時間を迎えました。
パレードだけは、アメリカもパリも東京ディズニーランドにはスケール、意匠ともにかないませんが、それでもやっぱり楽しいものです。空いていたので、開始時間になっても余裕で最前列で見ることができました。
プリンセスがメインのパレードで、それぞれのフロートに姫と王子が乗っていて、ゴージャスでした。最後のフロートだけ、ミッキーとミニーの蒸気船ウィリーの姿をみることができます。

パレードを見終わると、もう17時。日はすっかり傾いて、急激に寒さが襲ってきました。ここは、パリ市内より気温が低いので、もう刺すような寒さです。閉園時間は18時でしたが、風邪を引いてはいけないので、とっとと帰ることにしました。
パリ市内に行く電車がなかなか来ないと思ったら、途中駅で事故があったとのアナウンスが。寒い中20分以上待ってようやく電車に乗ることができました。ホテルに戻ると、もう出掛ける元気もなく、ホテルのバーで食事をして、やすみました。
明日はとうとうパリ最終日です。。。