鉄板英雄伝説

今日は、パロディ映画なので、ほぼネタバレ記事です。知りたくない方はスキップしてください。

冒頭はルーヴル美術館。ここからすでにパロディが始まっています（もちろん「ダ・ヴィンチ・コード」）。館長の変なパントマイムは面白くなかったけど、トム・ハンクスの髪型がしょぼいっていうのには笑ってしまいました。
パロディストーリーのベースは「ナルニア国物語」。これを見たのは去年の5月だったんですよね。早いものだ。ちょっと頭のおかしいウィリー（ウォンカ）にゴールドチケットを餌に捕まった4人の男女が、箪笥のなかから雪のつもる「Gナルニア王国（Gは発音しない）に入り込みます。
下品な白いビッチやエロ好きタムナスさん、人間とライオンのハーフのアスロー、ときどき出てくるイカれたジャック・スワロー、中年のあばずれハーマイオニーなど、見ているうちにこれは大人向けのエロパロディだとわかりました。4人の人種の違う男女は、実は兄弟姉妹だったというのもばかばかしくて、見終わった後何も残りませんが、もともとの「ナルニア国物語」もそんなに感動しなかったので、気分的には似たり寄ったりだったかもしれません。バカバカしくて、見てる間だけでも笑って過ごせられる「鉄板英雄伝説」の方が、今の私的には合ってたような気もします。