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ファン・ホーホストラーテン《部屋履き》

ホーホストラーテン「部屋履き」

五反田のルーブル-DNP ミュージアムラボに、サミュエル・ファン・ホーホストラーテンの「部屋履き」を見に行きました。今週末の「美の巨人たち」で、この絵を取り上げるので、その前に見に行こうということで予約しました。ここは、全予約制で各時間10人までと決まっているので、見たい絵のまで押し合いへし合いする必要がないのが素晴らしいところです。おかげで、相方と2人でじーっくり絵を堪能することができました。久しぶりにオランダを生で味わったという気持ちです。
さらにここは、ただ絵をみるだけでなく、17世紀のオランダの情勢を案内するシアターや、絵の中に入っていくことのできる仮想空間があったり、自分のチケットで気に入ったルーブルの絵を印刷することができたり、といったアトラクション的な展覧会なのです。17:00の回に予約して行きましたが、一つの作品とそれにまつわるいろいろなものを見て回って、結局1時間半ほど会場にいました。
それにしても、レンブラントが高額なお金を受け取って弟子をとっていたというのは(ホーホストラーテンも弟子の一人)、なんか商業的なにおいがして、ちょっとなーという気持ちになりました。まぁ、芸術を含め、習い事は師匠にたくさんのお金を払わなくては上達しないものなんですけどね。
とりあえず、この展示会はまだしばらく開催されているので、未見の方はぜひ!無料で、名作を鑑賞できるチャンスです!あー、やっぱりオランダ絵画は良いなー。